しくみ
eSIMがつながらないときの確認手順
ほとんどは設定の問題で、eSIM自体の不具合はまれです。可能性の高い順に8つ確認すれば、数分で解決します。
設定したばかりのeSIMが到着後にデータを通さない、というのは、いちばん不安になり、いちばん早く解決することのひとつです。大半は端末側の設定で、順番どおりに確認すれば5分もかかりません。
まずは1分の辛抱を
着陸後、端末が海外のネットワークに登録されるまでには少し時間がかかります。2回線をオンにしていれば、さらに少しかかります。何かを触る前に、たっぷり1分は待ってください。
8つの確認、順番に
- eSIMの回線はオンになっていますか。モバイルデータ通信の設定では、回線ごとにスイッチがあります。設定済みとオンは別です。
- eSIMが「データ回線」になっていますか。2回線あると端末は選ばれたほうを使いますが、初期状態ではいつもの回線のままになりがちです。
- データローミングは「eSIMの側で」オンですか。いちばん多い見落としです。旅行用プランは仕組み上ローミングで動きます。
- 機内モードはオフで、電波は入っていますか。機内モードを一度オンオフすると、ネットワークを探し直します。
- ネットワーク選択に現地の事業者は出ますか。自動のままつながらないときは、ネットワーク選択で手動でひとつ選びます。
- APNは正しく入っていますか。触る必要はまずありませんが、一部のプランでは必要で、購入時の案内に記載されています。
- プランは開始していますか。現地で接続したときに有効になる種類なら、開始とみなされるまで数分かかることがあります。
- プランは残っていますか。提供元が示す場所で、残りの日数とデータ量をご確認ください。使い切りや期限切れのこともあります。
8つ確認してもつながらない場合は、端末を再起動してください。地味ですが、認めたくないほどの頻度で効きます。
まれな症例と見分け方
| 症状 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 設定できたのに消える | そのコードが別の端末で使用済みだった |
| ネットワークには登録されるが通信できない | データローミングがオフ、またはAPNの誤り |
| 極端に遅い | プランを使い切り、低速サービスに切り替わっている |
| ある街では使えて別の街では使えない | eSIMではなく現地ネットワークの電波状況 |
| eSIMを追加する項目が出てこない | 端末が非対応、またはSIMロック |
してはいけないこと
- 入れ直すためにプロファイルを削除すること。設定用コードは1回限りで、削除すると戻せなくなることがあります。
- 考えずにネットワーク設定をリセットすること。機種によってはeSIMのプロファイルごと消えます。
- 上の8点を確認する前に、別のeSIMを買うこと。ほとんどの場合、原因はそのうちのどれかです。
サポートに連絡するとき
8つの確認と再起動を済ませたら、次の情報を添えてご連絡ください。往復2通分のやり取りが省けます。端末の機種とOSのバージョン、行き先、回線がいずれかのネットワークに登録されて見えるかどうか、そしてすでに試したことです。
その間も連絡が途絶えるわけではありません。いつもの回線は着信もメッセージも受け取れますし、宿のWi-Fiがあれば連絡は取れます。
よくあるご質問
eSIMでデータが通りません。まず何を確認しますか。
回線がオンになっているか、それがデータ回線として選ばれているか、そしてデータローミングがオンかどうかです。この3つで大半は解決します。
eSIMがネットワークを見つけないのはなぜですか。
機内モードを一度オンオフしてみてください。変わらなければ、ネットワーク選択で自動ではなく手動で事業者を選びます。
削除したeSIMは入れ直せますか。
常にできるとは限りません。設定用コードは1回限りなので、削除すると入れ直せなくなることがあります。削除の前にサポートへご連絡ください。
極端に遅いのはなぜですか。
データを使い切ると低速になるプランなら、使い切ったサインです。その地域の現地ネットワークの電波状況ということもあります。
サポートには何を伝えればよいですか。
機種とOSのバージョン、行き先、回線がネットワークに登録されて見えるか、そして試したことです。これで1通のやり取りで済みます。