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雪をかぶった山のふもとに広がるターコイズ色の湖と手前のモミの木

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スイスのローミング:ヨーロッパのど真ん中にありながら「ヨーロッパ」に入らない国

スイスは欧州連合に囲まれていながら加盟していません。通信会社がこの国をどう扱うのか、そして請求の驚きを避ける方法。

Irene Salazar 6分 写真:Pascal Debrunner(Unsplash)

スイスは、ローミングが地図からは読み取れないことを示す格好の例です。周囲は欧州連合の国ばかりで、イタリアやフランスから列車に乗れば気づかないうちに入国してしまうのに、欧州連合にも欧州経済領域にも属していません。データ通信量がそのまま持ち歩ける取り決めは、この国には及びません。

ではスイスでは何が起きるのか

通信会社次第です。しかも今回は本当に会社ごとに違います。営業上の判断でスイスを自社の「ヨーロッパ」に含めるプランもあれば、国際エリアとして扱うプランもあり、ヨーロッパの他の国とは違う条件で含めるプランもあります。

つまりここに一般的な答えはありません。自分の契約を見る必要があります。それが、あとで嫌な思いをせずに済む二分間の確認です。

スイス特有の危うさ:意図せず入ってしまう

国が変わったことがはっきり分かる飛行機と違い、スイスへは陸路で、しかも通りすがりに入ってしまうことがあります。

  • ミラノとチューリッヒやジュネーブを結び、途中で国境をまたぐ列車。
  • フランス、イタリア、ドイツのあいだをスイス領を通って走る道路ルート。
  • 谷の向こう側の基地局を拾ってしまうアルプスのスキー場。
  • ジュネーブやチューリッヒでの乗り継ぎ。待っているあいだに端末が現地の回線につながります。

いずれの場合も、端末は何の断りもなく回線を切り替え、知らせるのはその瞬間にほとんど誰も読まないショートメッセージだけです。

そして兄弟のような例:アンドラ

アンドラも欧州連合には入っていないので、事情は同じです。車で着き、国が変わったことを思い出させる検問もなく、端末はアンドラの回線につながります。週末にスキーへ出かけた人が、あとで請求書の中にそれを見つけることになります。

どうすればいいか

  1. 自分のプランでスイスがヨーロッパのエリアに入るのか、国際エリアなのかを確認します。
  2. 入っていなければ、到着してからではなく国境を越える前にデータローミングを切ります。
  3. 国境をかすめる列車やルートでは、回線を手動で固定するのも手です。
  4. 数日滞在するなら、その国のデータプランを買っておけば出発前に価格が確定します。

スイスの電波、肝心なところ

非常に良好で、思いもよらない山間部でもつながりますし、長い鉄道トンネルもたいてい圏内です。高山帯では、スキー場や人の住む谷を離れると、どの山脈とも同じように穴があります。

山歩きなら、いつもどおりで十分です。地図を落としておき、その日の予定を誰かに伝えておくこと。

よくあるご質問

ヨーロッパ向けのプランはスイスで使えますか

取り決めの上ではいいえ。スイスは欧州連合にも欧州経済領域にも入っていません。それでも営業上の判断で自社のヨーロッパ扱いにしている通信会社もあるので、自分の契約を確認してください。

スイスのローミングはいくらかかりますか

通信会社とプラン次第です。ヨーロッパのエリアとして含まれる場合もあれば、国際エリアとして扱われ、追加パックか従量課金になる場合もあります。

スイスに行かずにスイスのローミング料金を払うことはありますか

あります。国内を通るルートを列車や車で移動した場合、ジュネーブやチューリッヒで乗り継いだ場合、国境近くでスキーをして端末がスイスの基地局を拾った場合です。

アンドラはどうですか

アンドラも欧州連合の外なので事情は同じです。週末のスキー旅行が翌月の請求書に現れる、という典型的な例です。

スイスアルプスの電波は良いですか

谷や村、スキー場では非常に良く、鉄道トンネルでもかなり良好です。人の住まない高山帯には穴があるので、歩き出す前に地図を落としておいてください。