お金と保険
旅行保険が本当に補償するもの(そして絶対に補償しないもの)
補償内容はどれも似ています。免責は似ていません。契約前に見るべきことと、使えるかどうかを決める五つの細かい条項。
旅行保険はどれも、表紙にはだいたい同じことが書かれています。違いが出るのは、そして使えるかどうかが分かるのは、必要になるまで誰も開かない長い書類のほうです。
たいてい補償されるもの
- 渡航先での治療と入院。ひとりあたりの上限つき。
- 医療上の理由による帰国搬送。本当に高くつく補償であり、契約する主な理由でもあります。
- 荷物の紛失や遅延。上限は低めです。
- 遅延と乗り継ぎ失敗。最低何時間からという条件つき。
- 第三者への賠償責任。
決め手になる五つの細かい条項
- 既往症。基本の契約はたいてい対象外にしますし、そこには自分では病気と思っていないものまで含まれます。
- 活動。ダイビング、バイク、ゲレンデ外のスキー、一定の標高を超える山歩きは、たいてい特約が要ります。
- アルコールと薬物。これが絡んだ事故はすべて対象外になります。
- 渡航が推奨されない地域。自国の外務当局がその地域への渡航を控えるよう呼びかけていると、補償が外れることがあります。
- 免責金額と項目ごとの上限。総額が大きくても、折れた歯一本あたりの上限が低ければ、それは低い上限のままです。
いざというときの使い方
できるかぎり、医者にかかる前に電話をかけます。多くの契約が事前の承認を求めており、連絡せずに自費で払った請求は、返金されずに終わることがあります。
だから連絡先の番号は紙に控え、端末にも保存します。メールの中のPDFに埋もれさせてはいけません。
保険は契約するときには読まれません。読んでももう間に合わないときに読まれます。
そしてヨーロッパを旅するなら
欧州連合の中には欧州健康保険カードという仕組みがあります。これは保険ではなく、補償する範囲も同じではありません。それで足りるかを判断する前に、違いを知っておくのが得策です。
比較はこちら: 欧州健康保険カードは何を補償するか.
よくあるご質問
旅行保険は何を補償しますか
渡航先での治療、帰国搬送、荷物、遅延、賠償責任です。いずれも項目ごとの上限つきなので、そこを見ておくべきです。
絶対に補償されないものは何ですか
免責に書かれているものです。基本契約での既往症、特約なしの危険を伴う活動、アルコールや薬物が絡んだ事故、渡航が推奨されない地域への旅行。
医者にかかる前に電話すべきですか
できるかぎりそうしてください。多くが事前の承認を求めており、連絡せずに自費で払うと返金されないことがあります。
欧州健康保険カードは自分にも使えますか
これは欧州連合か欧州経済領域の国で保険に加入している人が受け取るものです。医療保障が別のところから来ているなら発行されず、旅行保険が唯一の道として残ります。