お金と保険
旅行者への付加価値税の払い戻し:仕組みと、割に合うとき
買った地域の外に住んでいる人だけ、税関の手続きと期限つきで。何が必要か、どこで確認印をもらうか、なぜこれほど失敗するのか。
旅でいちばん誤解されている手続きのひとつで、まず誰が使えるのかからして誤解されています。旅行者への払い戻しは、買い物をした地域の外に住んでいて、その品を自分で持ち帰る人のためのものです。欧州連合ではそれは域外から来た旅行者を指し、フランスに住む人がイタリアでの買い物で申請することはできません。日本から行く人はまさにこれに当てはまりますし、欧州以外の多くの国にも同じ考え方の制度があります。
順番どおりの流れ
- 店で払い戻しの書類を頼み、パスポートを見せる。
- 書類を、請求書と未使用の品といっしょに保管する。
- その地域を出る前に、空港か港の税関で手続きを確認してもらう。
- 確認が済めば、選んだ方法で金額を受け取る。
三番目でほとんどの人がつまずきます。税関の確認がなければ払い戻しはなく、しかも品をスーツケースに入れるなら、その確認は荷物を預ける前に済ませます。
なぜこれほど失敗するのか
- ぎりぎりに着いて、税関の列が長い。
- 品を預けてしまっていて見せられない。
- 請求書の原本がない、または書類が埋まっていない。
- 購入から出域までの期限を過ぎている。
- 誰も見ていなかった手数料が差し引かれる。
割に合うとき
少額の買い物ではほとんど割に合いません。請求書ごとの最低額と手数料を考えると、税関で使う時間のほうが高くつきます。大きな買い物なら割に合いますし、そのときは空港に十分な余裕をもって着くべきです。
税関の印がなければ払い戻しはなく、その印はスーツケースを預ける前に頼むものです。
よくあるご質問
誰が払い戻しを申請できますか。
買った地域の外に住んでいて、その品を持ち帰る人です。欧州連合では域外から来た旅行者であって、別の加盟国の住民ではありません。
どこで確認してもらいますか。
その地域を出る空港か港の税関で、品がスーツケースに入るなら荷物を預ける前にです。
なぜ払い戻しを断られたのですか。
多いのは、税関で確認していない、品を見せられない、請求書の原本がない、期限を過ぎている、のいずれかです。
いつでも得ですか。
少額の買い物ではほとんど得になりません。最低額と手数料を考えると、かけた時間に見合いません。